第284回 東大思考/西岡 壱誠

こんにちは!タスキー株式会社インターンの菅原です。

今回、紹介する今読みたい本は「東大思考」です。

この本の著者である西岡壱誠さんは、高校3年時の模試の偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と2年連続で東大不合格となりました。決して勉強をしていなかったわけではなく、毎日何時間も勉強机に向かっていました。2浪の末、東大に合格することができたのは、「頭のいい人のやり方、思考回路をパクりまくった」からでした。東大生はもちろん、頭はいいですが100人いて99人は、その頭のよさを後天的に身につけた「秀才」のようです。東大生のような「思考回路」を無意識にはできなくても、テクニックに落とし込んで真似すれば結果は同じ、私たちも「東大生と同じ思考回路」をこの本から手に入れることができます。この本では。以下5つの東大生に共通している思考回路が解説されております。

  1.  暗記しなくても記憶できるようになる
  2.  簡潔に話をまとめることができるようになる
  3.  人に上手く話を伝えられるようになる
  4.  他人が思いつかないようなアイデアを生み出せるようになる
  5.  難解な問題を解決できるようになる

今回は、1つの目の「暗記をしなくても記憶できるようになる」の中で一部分を紹介させていただきます。

まず、前提として東大生の多くは日常の解像度が違いました。日常的に起きていることは同じでも、見方を変えて考える習慣があることで記憶力がいいということでした。

例えば、あなたは「unite」という英単語を覚えようとした時に、「結合する」という意味を何度も見て覚えようとしますか。また、10回書いて覚えようとする、語呂合わせをするでしょうか。
東大生は丸暗記しようとせず、「見方」を変えて覚えようとします。

「unite」という言葉、普段暮らしている中でも聞いたことはないでしょうか。「USA」=「ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ」の「ユナイテッド」はこの「unite」です。そう考えてみると、USAというのは、一体どのような意味なのでしょうか。

アメリカは「合衆国」であり、沢山の州(ステイツ)が集まり作られています。そして、「ユナイテッド・ステイツ」というのは、州が「結合して」作られているという意味なのです。

また、「unite」と似たような意味、「uni(ユニ)」を使った英単語、「ユニーク」や「ユニット」と似たような英単語があります。そこで、これらの英単語を見たときに、「uni(ユニ)」というのはどういう意味で使われているのだろうと疑問が湧いてきます。そう思って調べてみると「uni(ユニ)」には「1つの」という意味から「他にはないただ1つの個性=ユニーク」や「2つのものを1つにする=ユニット」と、「1つ」という意味がどこかに入っているのです。このように「関連づけ」から丸暗記をせず、記憶をすることを可能にしていました。

私はこの本書に出会うまでは頭が良くなるにはどうしたらいいのか、先天的に頭が良くないと東大生のような頭のいい人にはなれない、そう考えておりました。まずは、西岡さんのように東大生の「思考回路」を真似て実践していこうと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました。

タスキー株式会社インターン 菅原快耶

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菅原 快耶

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