こんにちは。タスキー株式会社の大学です。 今回ご紹介するのは『会社では教えてもらえない 上に行く人の報連相のキホン(車塚元章著)』です。 表紙にある「あの件、どうなった?」と上司に言われたらオシマイ!という言葉にドキリとしてこの本を手に取りました。 皆さんは報連相、きちんとできているでしょうか? 恐らく、完璧にできてるぜ!という人は少ないのではないでしょうか。 やはり人と人との関わり、コミュニケーションに正解は無いとは思いますが、型やポイントを学ぶことでスムーズに行えるようになるのではないかと思います。 この本では、報連相の具体的な手法だけでなく、それを用いて相手との信頼関係を築く方法や、仕事を進めやすい環境を構築する方法等が紹介されています。若手だけでなく、ベテラン社会人にも復習となる内容ではないかと思います。 テクニック面では、 ・もらえる時間は1分と心得る ・まず結論から述べ、事実と解釈を分ける ・「だんだん」や「後日」など曖昧な表現は避ける ・相談する際は、既知の情報から自分なりの仮説を作った上でアドバイスを求める ・報告では、伝えたいことよりも、相手が何を知りたいかに重きを置く といった内容が紹介されています。 以前、上司から「頼んだ仕事が今、どうなっているか把握できる人に頼みたい」と言われたことがあります。これらのポイントを押さえた報連相を行うことで評価アップにつなげ、仕事を振ってもらいやすくなるかもしれません。 信頼関係については、 例えば相談をする場面一つ取っても、もらったアドバイスのその後を報告したり、逆に相談を受けたりすることで信頼関係を構築し、相手を仲間に取り込むことができる、とありました。 たしかに、何かしてもらった相手には、お返しをしたいと考えるのが自然だと思います。 相談とは、相手との接地面を得るチャンスであり、そういった意味では、仕事をスムーズに進めるための根回しと捉えることもできます。 仲間を増やして、自分にとって仕事を進めやすい環境を作ることができるかもしれません。 このように、報連相は単なる情報の伝達だけでなく、自信のアピールにつなげたり、有利な環境を構築したりといった、有用な拡張性を秘めたものであると再認識しました。 皆さんも一度、仕事の基礎を見直すきっかけになれば幸いです。 今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。 タスキー株式会社 大学佳太朗
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