第297回 ことば、身体、学び/ 為末 大 ・今井 むつみ

皆さん、こんにちは!
タスキー株式会社 HRソリューション事業部の関村です。

今回、ご紹介するのは、【ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか】です。
この本は、元陸上選手の為末大さんとことばの研究をされている今井先生の対話が中心に構成されており、とても読みやすく、興味深い内容です。

今、ビジネスの多くの場面でキーワードになっている「言語化」。
多くの皆さんが、言語化するのが得意だったら、もっと仕事が楽になるのになぁと感じられているのではないでしょうか。メールやチャット、マニュアル等々。ビジネスシーンのあらゆるところで、ことばが存在しています。

この本では、「ことば」に注目して、為末さんと今井先生が、様々な角度から意見交換しています。
例えば、
 ・抽象的なことばや表現を、なぜ人は理解できるのか
 ・動きを音に例えて伝えると、なぜ伝わりやすいのか
 ・そもそも、言語能力が高いとはどういうことことか

いかがでしょうか?非常に興味深い内容ではないでしょうか?
さらに、この本の中では、ことばと感情、行動の結びつきについても考察しています。例えば、「むかつく」という言葉が多い方は、フラストレーションがたまりやすく、手が出やすいという研究結果があるそうです。感情をことばにすることができないと、感情が整理されずに、イライラが募ってしまうということですね。

私たちが何気なく使っていることば。
でも、人と関わる以上、必ず必要になる重要なことば。私は、今回のこの本を読んで、改めて、自分が使っていることばを見直してみようと感じました。
相手が分かりやすいことば、相手に想いまで伝わることばとは、どういうものか。そして、自分は普段どんなことばを使っているのか。意外に分からないものですよね。
皆さんも、ぜひ、自分自身が使っていることばについて、見直してみるきっかけになれば嬉しいです!!

今回も、最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
引き続き、よろしくお願いいたします!


HRソリューション事業部 マネージャー 関村学

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関村学

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