こんにちは。タスキーグループ 経理支援グループの櫻井です。
今回ご紹介するのは、フードエッセイスト・平野紗季子さんの食のエッセイ集『ショートケーキは背中から』です。
生きていく上で、欠かせない「食事」。
しかし、忙しない日々の中にいると、ついつい食事がおろそかになってしまうことはありませんか?
そんな日常の中で改めて食事を大切にしたいと思い、食への愛が詰まった本書を手に取りました。
この本で綴られているのは、単なる「美味しい」という感想だけではありません。料理を作る人やその工程、さらにはお店の空気感にまで温かな眼差しが向けられていて、食への情熱がじわっと伝わってくる文章です。
誰もが知っているチェーン店や定番のお菓子も登場しますが、「平野さんはこんな風に捉えるんだ!」という新しい視点や発見を与えてくれます。
特に心に残っている、2つの言葉をご紹介します。
店という箱の中に小さな世界を作り出すのは容易ではない。それは日々の積み重ねによってしか維持することはできないし、そのくせ壊れやすいものである。
いい食事に出会うと、帰り道しばらく歩きたくなる。腹ごなしという理由ではなくて、夢よ終わらないでと願うがあまり、タクシーや電車に乗りたくなくなるのだ。あの時ばかりは世界はなんで美しいのだろう、と無防備に思ったりする。
お店、そして目の前の食事を大切にしている言葉に、私自身ハッとさせられました。
当たり前の日常の中でも、こんな風に色々なことを感じ、楽しみながら食事ができたら、毎日がより豊かな時間になるのではないでしょうか。
その豊かな充電があるからこそ、また気持ちを切り替えて前向きに仕事へと専念できるのだと感じています。
目の前の食に改めて感謝し、美味しいものを大切に味わいたいと思わせてくれる一冊です。
作中に登場する素敵なお店もたくさん紹介されているので、気になった方はぜひ手に取ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
タスキーグループ 経理支援グループ 櫻井 明莉




