こんにちは。タスキーグループ 税務支援チームの佐々木です。
昨今は、インターネットやAIを使えば誰でも簡単に「答え」が手に入る便利な時代ですよね。
今回ご紹介する『自分の頭で考える 世界をもっとおもしろくする方法』は、そんな時代にこそ自らの思考を大切にしようと、30名の表現者たちが執筆したエッセイ集です。
今回はその中から、私が特に心に刺さった谷川嘉浩さんの『「知らない」「わからない」という言葉』をご紹介します。
皆さんは「知らない」と「わからない」の違いを意識したことはありますか?
著者は、「知らない」とは単に知識が頭にない状態であり、調べることで解決できるとしています。
一方で「わからない」は、知識の断片はあるものの、考える素材が足りなかったり、手順が見えなかったりする状態だと定義しています。
だからこそ、簡単に「わかった」とも「わからない」とも言わず、知っていることを手掛かりに少しずつ「わからない」を切り崩していく姿勢が大切なのだそうです。
これまで、私はこの2つの言葉の違いをぼんやりとしか捉えていませんでしたが、本書を読んでだいぶクリアになりました。
仕事をしていく中でも、「わからない」という壁にぶつかることは多々あります。
そのときに「分かりません。」と思考を放棄するのではなく、「知識として知らないだけなのか」「どこまで分かっていて、何が分からないのか」と、解像度を上げて考えることの大切さを改めて感じました。
私自身、「わからない」を切り崩すことを心がけてきましたが、今後もより一層意識していきたいです。
また、このエッセイの中で、答えの出ない事態や曖昧な状況に直面したとき、性急な結論を求めずに持ちこたえる力を「ネガティブ・ケイパビリティ」と呼ぶことも知り、次はこの能力を深掘りする本を読んでみたいなぁと思わせてもらえるような一章でした。
本書はエッセイ集なので、AI時代における「考えること」の大切さについて、さまざまな人の視点から面白く、多角的に知ることができます。気になった方はぜひ手に取ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
タスキーグループ 税務支援チーム 佐々木




