こんにちは!タスキーグループ経理支援チームの上野です。
今回私が紹介する本は、瀧本哲史さんの『武器としての決断思考』です。
定期的にこちらのブログに投稿していますが、「どの本を取り上げるか」は毎回悩まされます。
過去に紹介された本と内容がかぶっていないか、このブログにふさわしいのか、もっと別の本のほうがよいのではないか。考えれば考えるほど選択肢が増えてしまい、なかなか決めることができません。
そんな優柔不断な私の「決められない」という悩みを解消するヒントがあるのではないかと思い、手に取ったのが本書でした。
本書の中で特に印象に残ったのが、「具体的な論点を設定する」という考え方です。
例えば、「原発をどうするか」と考えるのではなく、「原発を10年以内になくすべきか否か」と考える。「親の介護をどうするか」ではなく、「親の介護は子どもが担うべきか否か」と考える。
前者のように大きく漠然とした問いでは、論点が多く議論の焦点が定まりません。一方で、「○○すべきか否か」という形まで具体化すると、自分が何について判断しようとしているのかが明確になります。
ここを読んで、今回の私自身の悩みも、そもそも論点の立て方がよくなかったのではないかと思いました。「ブログで何の本を紹介するか」という問いは広く、だからこそ迷い続けてしまったのかもしれません。
またこの考え方は仕事にもそのまま当てはまると思います。
大きな問題をそのまま抱えるのではなく、答えられる大きさまで問いを小さくする。そして、その問いについて一つずつ比較し、決めていく。
本書を読んで、決断するために必要なのは、単にたくさんの情報を集めることだけではなく、その前段階にある「論点の立て方」なんだと気づかされました。
モヤモヤするけどいつまでも答えが出ない、そんなときは答えを探し続ける前に、「そもそも自分は何について答えを出そうとしているのか」を考え直してみる。
それだけで、これまで漠然としていた問題が、少し扱いやすいものになるのかもしれません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
タスキーグループ経理支援チーム 上野鎮



