第164回 己を、奮い立たせる言葉。/岸 勇希

皆様こんにちは、タスキー税理士法人の鈴木でございます。
 
  

今回ご紹介させていただく今読みたい本は「己を、奮い立たせる言葉。」という本です。
電通の元社員だった筆者が、自分自身を鼓舞し、励ますために自分に言い聞かせていた言葉を集めた本になります。
 
 
 
言葉というのは時として、自らのやる気を上げてくれるものでもあり、反対にやる気が下がってしまうような言葉もあります。どれだけ自分自身に前向きな言葉をかけ、本書のタイトルの通り、奮い立たせられるのかは大事なことだと思います。
考え方は十人十色なので、すべてが自分に合っているものだとは思いませんが、自分が前向きに頑張れるヒントを本書から得られればと思い、手に取りました。
 
筆者も冒頭で、「格言なんて、都合よく使えばいい…今日の自分を救ってくれたり、後押ししてくれる言葉を上手に使って、鮮やかに走り抜ければいいのです。」と綴っております。
 
 
 
私が個人的に気に入った言葉を2つご紹介させていただきます。
 
 
一つ目は、「自分のペースでやれることなんてないから、ペースがないのをマイペースにする。」
この言葉の意図は、「自分のペースを作ると、ペースが守られることが、実力の発動条件になったりする。そうするとペースが崩れたときに、実力は発揮できなくなる。もったいない。本当はペースが崩れても、パフォーマンスは出せる。にもかかわらず、ペースが崩れると力が出せない気がしてくる。最大の問題は、これが上手くいかない言い訳になること。…どうせ自分でコントロールできないペースなら、最初からペースなど作らない方がいい。」です。

中々思うように進められず、自分のペースで進めるのが難しいなと感じることが多々あります。無意識のうちに自分の中で言い訳じみた考えを形成してしまっているのかもしれません。自分の考えを改めたいと思う言葉です。
 
 
 
二つ目は、「楽しい仕事をしているのではない。楽しく仕事をしているのだ。」です。
「辛い仕事でも楽しくやる、その工夫こそが、創造的な活動であり、結果的に高い成果につながると信じている。どうせ働くなら、楽しく働きたいから。楽しいかより楽しめるかが重要。その違いをわかってほしい。楽しもうとしている人は、強い。」と書かれております。
 
どうせ働くなら楽しく働きたいという言葉に、自分の仕事への向き合い方を改める必要があるなと考えさせられました。
期日や業務量に追われていると、マイナスな感情に陥りやすくなってしまい、楽しく仕事をするとは一切考えられていないなと思います。楽しく前向きに仕事に取り組んだ方が、結果も良くなってくるなと思います。
辛い時こそ上を向いて業務に取り組む姿勢を持ちたいと思います。

 
 
 
皆様は自らを励ますような言葉や、座右の銘というのをお持ちでしょうか。
自らを奮い立たせたいと思われている方に、少しでもヒントになるようなお勧めの一冊だと思います。
 

  
タスキー税理士法人
鈴木克成

参照:己を、奮い立たせる言葉。/岸 勇希

鈴木 克成

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