第223回 異彩を、放て。/松田 文登・松田 崇弥

こんにちは!
タスキー税理士法人の佐藤美友です。

ご挨拶もほどほどに、今回ご紹介させていただきますのは、こちらの一冊です。

異彩を、放て。 「ヘラルボニー」が福祉×アートで世界を変える
 著・松田 文登/松田 崇弥

2016年のMUKU発足を先駆けに、2018年7月に設立した「株式会社ヘラルボニー」。
代表のお二人は岩手県出身の双子の兄弟で、2019年には世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」にも選ばれました。
2022年10月には阪急うめだ本店にて「へラルボニーアートコレクション- 異彩と出会う、新たな感動。- 」を開催、ディズニーとのコラボレーション商品の発表も記憶に新しいです。
このほか受賞歴や実績については書ききれませんので、ぜひ本書にて辿っていただければと思います。

読了後に感じたのは、「この会社を応援したい」という強い気持ちでした。
自分と同じ年の岩手出身の若者が、業界を、日本を、世界を、変えようとしている。
揺るがない強い信念と、それに共感して集まる人たち。
その拠点が、盛岡の中心地、開運橋の程近くに存在していることに、えも言われぬ感動を覚えました。

私自身ヘラルボニーのデザインが好きで、スカーフやエコバック、Tシャツなどを愛用していますが、思い返してみれば、興味を持った入り口は「障害者支援」という観点ではありませんでした。
TOMORROWLANDやPaul Smithのお店を見るときと同じ感覚でサイトを見て「あ、かわいいな」と思ったのがきっかけです。
目に留まった鮮やかな大きなスカーフは、やさしい彩りの素敵なアート。
最初に買ったのは、鈴木広大さんの「お母さんありがとう」という作品でした。

普通とは何か、障害とは何か。
松田兄弟の熱意とまっすぐな芯が、まるで自分の思考の一部のように、本を読み進めるほどに刻み込まれていく。
この本を読んでから、手元にあるヘラルボニーのプロダクトが愛おしくて仕方がない!
どんな魔法をかけられたのだろう、と思うほどです。

ブランドに込められた思いを知れば知るほど、よりファンになってしまいます。
皆さんもお気をつけて!笑


タスキー税理士法人 佐藤 美友

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