<2026年11月30日(月)>
第12回東北クラウド士業交流会 supported by マネーフォワード

「なかなかアンケート型クラウド年調への移行が進まない」
「従業員からの問合せ対応を懸念する顧問先管理部を説得できない」
「特定のスタッフが担当する顧問先だけがクラウド年調へ移行している」
「紙と電子が混在して所内の進捗管理が余計に煩雑化している」

多くの会計事務所が毎年直面するこの課題。紙面の申告書は構造が難解で、正確な情報収集という観点でも、アンケート型のWeb入力の方が企業にとっても従業員にとっても負担が少ないはずです。

それでも移行が進み切らない背景には、機能への理解度よりも、「顧問先の管理部が抱える従業員対応の心理的負担」と、「会計事務所の担当者が抱える例外対応やオペレーション不統一の心理的負担」という、双方の業務摩擦があります。
実はタスキーグループも、同じ壁に何度もぶつかってきました。2019年にクラウド年調を選べるようにしてから、料金体系と業務フローの見直しを重ね、数年かけてようやくほぼすべての顧問先をクラウド年調へ移行できました。

第12回となる今回の東北クラウド士業交流会では、その過程でタスキーグループが実践してきた、顧問先をアンケート型クラウド年調に集約するための「サービス設計」と「料金設計」、そして特定の担当者に依存せず工程を分業化する「現場オペレーションの標準化」という『3つの仕掛け』を、うまくいかなかったことも含めて具体的に公開します。

事務所の経営者・幹部の皆様はもちろん、年末調整を現場で担う実務スタッフの皆様のご参加も心よりお待ちしております。

こんな話を聞きたい方に

  • 顧問先管理部の問合せ懸念を先回りして解消する「案内資料の設計・細分化」の工夫を知りたい
  • 「紙面と電子の価格差設定」「非同期ソフト転記時のフィー設計」など、業務を標準化へ導く料金体系を学びたい
  • 原本確認から電子申告まで、担当者の抱え込みを防ぎ進捗を可視化する現場の分業フローを見たい
  • ベンダーが答えてくれないクラウド年調のやりにくさを克服する、実務的な対応策を知りたい

|第1部 第1講座

年末調整をクラウド化するためのサービス設計・料金設計

〜双方の心理的負担の低減と、業務の標準化を後押しするプライシング戦略〜

顧問先にクラウド化への安心感を与えるサービス設計と、クラウド化を後押しする料金体系について、タスキーグループの事例をもとにお話しします。

タスキーグループの歩み

〜数年がかりだった移行の道のり〜

私たちも、最初からうまくいったわけではありません。選択制から始め、料金と業務フローを段階的に見直してきました。

2019年

クラウド年調を「選べる」ように
希望する顧問先がクラウド年調を選択できるようにし、給与計算を受嘱している顧問先を中心に移行を進めました。

2021年

値引きを明示し、社内の横断管理に着手
クラウド年調で資料を回収する場合の値引きを料金表に明示し、移行を促しました。あわせて、担当者ごとに管理していた年末調整業務を、社内で横断的に管理する体制づくりに着手しました。

2022年

「電子なら値引き」から「紙なら追加報酬」へ
給与データを紙面で提出いただく場合の扱いを、値引きから追加報酬へ切り替えました。

現在

ほぼすべての顧問先がクラウド年調へ
数年かけて、ほぼすべての顧問先がアンケート型クラウド年調へ移行しました。それでも毎年新しい課題が見つかり、今も改善を続けています。

当日は、それぞれの切り替えで顧問先にどう説明したのか、どこでつまずいたのかも含めて率直にお話しします。

お話する内容

  • 顧問先管理部の心理的負担を抑える:管理部担当者に安心感を与える事前準備と案内資料の整備
  • 事務所担当者の心理的負担を抑える:分業体制の確立と、個別例外を生まないオペレーションの統一
  • 料金体系による集約:「紙面と電子の価格差設定」および、自所の年調ソフトと同期しない給与計算ソフトからの転記課金

登壇者

色川 大輔
Daisuke Irokawa
公認会計士・中小企業診断士
タスキーグループ BPO事業統括

東北大学経済学部卒業後、有限責任 あずさ監査法人に入社。
一般企業向けの会計監査に加えて、金融機関監査・IT監査などにも従事。
その後、2018年1月に税理士法人S・Y(現タスキー税理士法人)に参画後、11月にタスキー株式会社の設立とともに取締役に就任。
2023年1月にタスキーグループ初の社内ベンチャーとして株式会社B-tasを設立して代表取締役に就任。
中小企業バックオフィスの属人化という課題を解決するため、経理・労務業務を中心としたパッケージ型BPOサービスを提供。

|第1部 第2講座

現場オペレーションの標準化と工程管理

〜全体フロー・進捗管理・原本確認・電子申告の実務ライン〜

特定の担当者に業務が偏る「属人化」を抑え、SmartHRやマネーフォワード クラウド年末調整を活用して分業体制で進めるための現場実務を解説します。運用初期に直面した課題や、現場で改善を重ねてきた工程管理の実際を共有します。

1.スケジュールの統一

個社別の希望日に対応するのではなく、タスキーグループが提示するスケジュールから顧問先が選ぶ形式を採用。管理を強化し、手続き漏れを防いでいます。

2.業務フローの統一

個人任せの業務フローではなく、全社で業務フローを統一し、複数人が関与できる体制を構築しています。

3.原本チェック体制

年末調整のクラウド化のネックの1つが、紙面原本の回収です。原本チェック体制を社内に構築し、社内外の不安を減らしています。

4.税理士用電子申告ソフトとの非連携

もう1つの大きなネックが、クラウド年調と税理士用電子申告ソフトが連携しないことです。連携せずに電子申告する方法を解説します。

登壇者

金子 由佳
Yuka Kaneko
人事支援チーム リーダー

大学卒業後、山形県内の第一地銀で個人営業に従事。学生時代から目標としていた「会社経営のサポートがしたい」という想いから、タスキーグループの労務BPOの立上げメンバーとして2022年に入社。
現在は、クラウドツールを活用したBPOサービスの中でも、給与や勤怠・従業員情報の一元管理の効率化に取り組み、社内外の業務改善を推進中。
学生時代から変わらない想いを形にするため、中小企業支援に一層力を入れ、地元企業の発展に貢献することを目指している。

|第2部 グループディスカッション

第1部の内容を踏まえ、参加者同士が自所の年末調整の課題を持ち寄り、具体策を話し合います。最後に各グループから発表し、会場全体で共有します。

|セミナー概要

開催日時

2026年11月30日(月) 14:00-17:30
▶受付 13:30

スケジュール

■ 14:00 開会・挨拶
■ 14:05 趣旨説明
■ 14:15 第1部 第1講座:セミナー
テーマ:年末調整をクラウド化するためのサービス設計・料金設計
■ 14:50 第1部 第2講座:セミナー
テーマ:現場オペレーションの標準化と工程管理
■ 15:40 第2部:グループディスカッション
■ 17:00 全体発表
■ 17:25 閉会
■ 18:00 懇親会

参加費

▼勉強会・懇親会参加
10,000円(税込)/1名
▼懇親会のみ参加
5,000円(税込)/1名
※お支払い方法は事前クレジットカード決済のみ

セミナー会場

エル・ソーラ仙台大研修室
仙台市青葉区中央1-3-1 AER28階

懇親会 会場

エル・ソーラ仙台大研修室
※セミナー会場と同じ

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