第208回 一汁一菜でよいという提案/土井 善晴

こんにちは!
タスキー税理士法人の佐藤美友です。

日本全国で、返り梅雨にしては長すぎる、ひどい雷雨が続きました。
大雨の被害にあわれた地域の皆様の安全といち早い復興を、心よりお祈り申し上げます。
天気予報を見ますと、まだまだ油断ならない状況が続くようです。
身の安全を第一に、お気をつけてお過ごしください。

さて、今回ご紹介しますのは、落ち着かないとき、日常に寄りそうこちらの一冊です。

『一汁一菜でよいという提案』 著・土井 善晴

一汁一菜とは、「ご飯、味噌汁、漬物」を原点とする食事の型のこと。
私たち日本人が食べ飽きず、気負わず、続けることができる料理を“提案”してくれているのが、本書です。レシピ本ではありません。
家庭料理のこと、日本料理のこと、ハレの料理、ケの料理。
食事とは何かという日常の中の大切なテーマが、土井先生の柔らかい言葉でつづられています。

「家庭料理」と聞いて、皆様は何を思い浮かべますか?
味噌汁、肉じゃが、お煮つけなど、それぞれのご家庭の味を思い出されたのではないでしょうか。
冷蔵庫に備えられた常備菜やお漬物を小鉢に移し、季節のものをお膳に沿えて、肉や魚を真ん中、温かいご飯を左に、お味噌汁を右に。
毎日当たり前に食べていたもののありがたみを、私自身今になってかみしめています。

コンビニに行けば多種多様なお惣菜やお弁当があって、食べるものには困りません。
ただ、毎日続けるには、身体に不安が残ります。
料理を難しく考えず、まずは具沢山のお味噌汁から。
毎日の料理をプレッシャーに感じることなく、続けられそうです。
地のもの・旬のものを食事に取り入れ、不器用ながらも私なりの丁寧な暮らしをしていければと思います。週末には、茗荷とおくらのお味噌汁を作ってみようか。

本書をお手に取る機会があれば、ぜひ結びまで読んでみてください。
気遣いを感じ、優しさにほっこり包まれます。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

タスキー税理士法人
佐藤 美友

参照:一汁一菜でよいという提案/土井 善晴

佐藤 美友

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